ライティングはビジネス文章をはじめ、広告文・セールスレター、ブログなどあらゆるシーンで必要とされるスキルです。
しかし、実際に文章を作成すると「わかりやすい文章が書けない」「何から書いて良いかも分からない」とお困りの方も多いです。
一口にライティングといっても色々ありますが、今回は、「ロジカルライティング」「Webライティング」「セールレター」「ただしい文章作成」の4つの切り口で、ライティングにおすすめの本をご紹介していきます。
今回ご紹介する本は下記の通りです。
カテゴリ | タイトル | 画像 | 概要 |
---|---|---|---|
ロジカルライティング | ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル |
文章を論理的に書くための技術を解説。重複なく物事を洗い出す手法、So what(だから何)?、Why so(なぜそうなの)?といったロジカル思考でライティングできます。 詳しくはこちら |
|
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 | 物事を「ピラミッドを構成する1つの要素」として捉えて、論理的な文章を作成する技術が解説した本です。 詳しくはこちら |
||
SEO・Webライティング | SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64 |
検索エンジンにも訪問者にも評価されるWebライティングのテクニックを64の項目にしたWebライティングの解説書。 詳しくはこちら |
|
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— |
マンガのストーリー形式での解説書。SEOの基本、ライティング、独自コンテンツの作り方、リライト、引用などを学べます。 詳しくはこちら |
||
セールスレター・コピーライティング | 10倍売れるWebコピーライティング |
セールスコピーライティングを「キャッチコピー、ボディコピー、クロージングコピー、追伸コピー」に分解して作り方を説明した解説書。 詳しくはこちら |
|
「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方 | プロのコピーライターが10~20年かけて身につけたキャッチコピーやボディコピーの作成技術、売るためのコピーライティングが解説。 詳しくはこちら |
||
伝え方が9割 | 「NO」を「YES」にかえる伝え方の技術や、受け手の感情を揺さぶる強い言葉の作り方を学ぶことができます。 詳しくはこちら |
||
読みやすい文章・正しい文章 | マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術 |
文章の達人のおじさんが文章作成が苦手な就活生に向けて、文章作成の技術を伝授していくストーリー仕立てのライティング解説本。 詳しくはこちら |
|
しっかり! まとまった! 文章を書く | どうやったらもっと具体的に書けるのか、読み手を意識した書き方、観察眼の鍛え方、体験談の書き方などが解説されています。 詳しくはこちら |
||
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング | 文章全体の構成の付け方から作文の基本的なルールまで、最後まで読まれる文章に必要なテクニックが学べます。 詳しくはこちら |
★マーク付きは特におすすめ
ロジカルライティングの勉強におすすめの本
論理的な文章作成のスキルを身につければ、就職の面接やビジネスの商談など多岐に渡って役立ちます。
ロジカルライティングはWebライティングにもSEOにも全ての場面で必要になる根幹のスキルです。今回おすすめするのは下記の2冊です。
ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル
- ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル
- 照屋華子(著) -2006/3/24
- オススメ度:
文章を論理的に書くための技術を解説した本。ブログだけではなく、ビジネスのプレゼンテーション、日常においても使える本で、自己啓発のためにも読んでおいて損はない本です。
1冊目は「ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル」です。
コンサルティング会社のマッキンゼー出身の著者が、「ロジカル・シンキング」のツールを応用して、論理的・視覚的に読み手に理解してもらえるビジネス文書作成のノウハウを解説しています。
特に、MECE(ミッシー)と言われる洩れなく重複なく物事を洗い出す手法や、So what(だから何)?、Why so(なぜそうなの)?といった思考スキルを養うことができます。
文章を通して自分の考えを意図したとおりに相手に理解してもらい、相手に期待する反応をとってもらうためのライティングスキルを学ぶことができるのでおすすめです。
- 第1部 メッセージの組み立て
- 組み立ての準備
- 本論の組み立て(1)―ロジカル・シンキング概説
- 本論の組み立て(2)―ロジカル・シンキングの実践
- 導入部の組み立て
- 第2部 メッセージの表現
- 組み立ての視覚化
- メッセージの日本語表現
- まとめ―セルフエディティングのためのチェックリスト
なお、ライティングの本ではないですが、本書の前に「ロジカル・シンキング」の本を読んでおくのがおすすめです。
「ロジカル・シンキング」で論理的思考を養い、その論理的思考を「ロジカル・ライティング」で文章化するという、一連の流れを習得することができます。
(関連記事)就職活動やビジネス商談でもかなり役立つ
下記の就活の教科書というサイトでもエントリーシートの書き方でライティングに関するノウハウやおすすめの本などについて記載されています。就職活動や転職を控える人も習得しておきたいスキルです。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- バーバラ ミント(著) Barbara Minto(原著) 山崎 康司(翻訳) -1999/3/1
- オススメ度:
「ロジカル・ライティング」と同様に、本書も文章を論理的に書くための技術を解説した本です。文章をピラミッドを構成する1つの要素として捉え、構成することで論理的な文章を作成していきます。理解するのが少し難しいですが、ビジネスのプレゼンテーションや日常でも役に立ちます。
2冊目は、「考える技術・書く技術」です。
著者は、マッキンゼーをはじめ世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えているバーバラ・ミントという人です。
内容としては、物事を「ピラミッドを構成する1つの要素」として捉えて、論理的な文章を作成する技術が解説されています。
ブログや日頃の文章作成のほか、ビジネスのプレゼンテーションにおいても応用できます。
注意点としては、論理的思考を養う本でもあるのでそれなりに内容が難しいです。
流し読みだとほとんど頭に入らず何回も読み直して考えないと理解ができないかもしれません。しかしその分、考える力・書く力を養うことができます。
- 第1部 書く技術
- なぜピラミッド構造なのか?
- ピラミッドの内部構造はどうなっているのか?
- ピラミッド構造はどうやって作るのか?
- 導入部はどう構成すればよいか
- 演繹法と帰納法はどう違うのか?
- 第2部 考える技術
- ロジックの順序に従う
- グループ内の考えを要約する
- 第3部 問題解決の技術
- 問題を定義する
- 問題分析を構造化する
- 第4部 表現の技術
- 文書構成にピラミッドを反映させる
- 文章表現にピラミッドを反映させる
- 追補A 構造なき状況下での問題解決
- 追補B 本書で述べた重要ポイントの一覧
SEO・Webライティングを勉強におすすめの本
次に、SEO(検索エンジン)を意識して文章を作成するWebライティングを勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
Web独特のルールも合わせて意識して書く技術を身につけたい人におすすめです。
SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
- SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
- ふくだたみこ-2016/8/23
- オススメ度:
検索エンジンにも訪問者にも評価されるWebライティングのテクニックを64の項目にしたWebライティングの本です。Webライティングに関する一通りの技術を盛り込んでいます。検索エンジンに評価され、Web独自のライティングテクニックも学べるのでぜひ読んでおきたい一冊です。
1冊目は「SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64」です。
本書の内容を実行していくと、検索エンジンに評価され、かつ論理的で分かりやすい文章を書くことができるようになります。
Webの独特な点として、検索キーワードを意識しなければならない点、紙媒体と違って縦スクロールなので文章の順番を特に意識しなければいけないという点があります。
本書では、SEOに重要なキーワードをどのように設定するかをはじめ、Web独特のライティング手法について詳しく解説しています。
- Chapter1 SEOに強い! Webライティング基礎知識
- Chapter2 集客力のあるWebサイト構築~キーワード選定とコンテンツ企画〜
- Chapter3 コンテンツマーケティング時代の文章術~ロジカルライティング~
- Chapter4 一瞬で引き付ける! キャッチコピーライティング
- Chapter5 成約率を上げるための売れる文章術~エモーショナルライティング~
なお、キーワード別の目標スケジュールなど一部のセクションは初心者に少し難しい箇所もあるので、まずはわかるところだけ読み進めていくのがおすすめです。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—アップデート・エディション
- 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—アップデート・エディション〈SEOのためのライティング教本〉
- 松尾茂起著[改訂版:2022年4月22日]
- オススメ度:
『沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−』の続編でWebライティングを題材に扱っています。ページの8割近くが漫画で説明されているので、初心者でもスイスイ読むことができます。
おもしろくて挫折せずに最後まで読むことができて、内容もしっかりしているため初心者におすすめの一冊です。
2冊目は「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉」です。
600ページを超える辞書のような厚さの本ですが、漫画を読む要領で初心者でもスイスイ読むことができます。
一通り読み終えると、SEOの基本、SEOを意識したライティング、独自のコンテンツの作り方、リライト、引用、記事の書き方、ライターの育て方、解析ツールの導入などが習得できます。
- episode 01 SEOライティングの鼓動
- episode 02 解き放たれたUSP
- episode 03 リライトと推敲の狭間に
- episode 04 愛と論理のオウンドメディア
- episode 05 秩序なき引用、失われたオマージュ
- episode 06 嵐を呼ぶインタビュー
- episode 07 今、すべてを沈黙させる・・・! !
- epilogue 沈黙のその先に
- 特別解説 ヴェロニカ先生の特別講義
なお、各セクションの最後にまとめでSEOの技術的なことが詳しく書かれており少し難しくなっています。
漫画パートが面白くて読みやすい一方、詳細説明が難しくて読み飛ばしてしまうと「漫画のストーリーだけ読めて満足して、なんとなくわかったような気がする状態」になる場合もありますので、気をつけましょう。
あわせて読みたい本
なお、本書はWebマーケティングの本『沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−』の続編にあたります。
先に前編の本「沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−」を読んでから先に前編を読んでから後編の『沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−』を読むとストーリーがわかるのでおすすめです。
セールスレター・コピーライティングの勉強におすすめの本
つぎに、セールスレター(コピーライティング)を勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
セールスレターでは論理だけでなく、「お得だ」「今買わないといけない」といった読み手の感情にも働きかけるような独自の技術(文章における営業スキル)を学ぶことができます。
ここでは、セールスレターを勉強するのにおすすめの本を3冊ご紹介します。
10倍売れるWebコピーライティング
- 10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
- バズ部著[出版2014年5月]
- オススメ度:
コンテンツマーケティングで有名なバス部が発行した本です。セールスコピーライティングについて詳しく説明しています。特に1つのサービス・商品を売るための長いページランディングページ(LP)を作成する方にぴったりの内容になっています。
1冊目におすすめする本は「10倍売れるWebコピーライティング」です。
本書の著者であるバズ部がコンテンツマーケティングを専門としているだけに、内容に説得力があります。
まずセールスコピーライティングを4つのパーツ「キャッチコピー、ボディコピー、クロージングコピー、追伸コピー」に分解し、それぞれの作り方を説明してくれています。
事前の素材集めが重要であとはルールに合わせて組み合わせていけば、モノやサービスを売ることができ成果率を上げることができると解説しています。
- 第1章 セールスコピーライティングの基礎
- 第2章 コピーライティングリサーチ編
- 第3章 コピーライティング実践編
注意点として、実践するためには体験者の声・専門家の意見などパーツ集めに時間がかかり、ライティング技術だけではカバーできないことも言及しています。
しかし、モノやサービスを売るためのセールスレター技術の重要なエッセンスが盛り込まれており、即実践してみたくなるような内容ばかりです。
「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方
- 「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方
- 有田 憲史(著)[出版2010年8月]
- オススメ度:
コピーライティングの技術を書いた入門書です。短いキャッチコピーだけではなく、長いボディコピーを作る技術について解説されています。物販のアフィリエイトに挑戦しようと考えている方には特にオススメです。
2冊目は「「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り」です。
本書では、プロのコピーライターが10~20年かけて身につけたキャッチコピーやボディコピーの作成技術、売るためのコピーライティングを学ぶことができます。
良いキャッチコピーできて訪問者の心をつかめても、続くボディコピー(本文)が微妙な惜しい文章もよくありますが、本文の書き方についても詳しく解説されています。
- 1時間目「売る」文章の技 [準備編]
- 2時間目「売る」文章の技 [プランニング編]
- 3時間目「売る」文章の技 [ライティング編]
- 4時間目「売る」文章の技 [説得力アップ編]
- 5時間目「売る」文章の技 [編集編]
伝え方が9割
- 伝え方が9割(※続編あり 伝え方が9割 2)
- 佐々木 圭一(著) - 2013/3/1
- 伝え方に関する本です。
- オススメ度:
伝え方に関する本です。冒頭で「デートの誘い文句」を題材に、同じ内容でも伝え方によって受け手がOKかNGか返事が変わってくるということを伝えています。ライティングも同じで人を動かす文章づくりができるようになります。
3冊目は、「伝え方が9割」です。
冒頭で「デートの誘い文句」を題材に、同じ内容でも伝え方によって受け手がOKかNGか返事が変わってくるということを伝えています。
「文章を書く技術」というよりも「伝え方に関する技術」ですが、本書を読むことで「NO」を「YES」にかえる伝え方の技術や、受け手の感情を揺さぶる強い言葉の作り方を学ぶことができます。
- 第1章 伝え方にも技術があった!―なぜ同じ内容なのに、伝え方で「イエス」「ノー」が変わるのか?
- 第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術―あなたがこれからする頼みごとに「イエス!」をもらう具体的な技術
- 第3章 「強いコトバ」をつくる技術―感動スピーチも、映画の名セリフも、こうやればつくれる
なお、本書にはまんが版「まんがでわかる伝え方が9割」や、続編「伝え方が9割 2」も出版されているので、気になる方は合わせてご参照ください。
正しい・わかりやすい文章作成の勉強におすすめの本
最後に正しい文章・わかりやすい文章作成技術を勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
言語は生き物ですので、通常のシーンで厳格すぎる文章にする必要はないと思いますが、ある程度正しい文法で読みやすい文章を心がけることは非常に大切です。
マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術
- マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術
- 前田 安正(著)[出版2017年4月]
- オススメ度:
文章を書くのが苦手な方に向けて書かれた本です。ストーリー仕立てで文章の書き方が学べるので読みやすく、ドリルのように書き込んで学習もできます。
1冊目は、「マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術」です。
本書は、文章の達人のおじさんが文章作成が苦手な就活生に向けて、文章作成の技術を伝授していくストーリー仕立てのライティング解説本で、ドリルのように書き込んで学習できるようになっています。
就活生・社会人関係なく、とにかく文章を書くのに苦手意識があり、読みやすく相手にきちんと伝わる文章を作成したいという方におすすめです。
- 「田中さんが商店街の抽選で一等賞をとりました。」
- 「田中さんは商店街の抽選で一等賞をとりました。」
- 初級・1st.STEP―基本中の基本!主語と述語について考える
- 中級・2nd.Step―文章を書く基本!文と文章の構造を考える
- 上級・3rd.Step―めざせ!伝わる文章 人の思考を意識する
- プロ級・Final Step―秘策!文章マスターへの道「Why」を意識する
しっかり!まとまった!文章を書く
- しっかり! まとまった! 文章を書く
- 前田 安正(著) [出版2015年6月]
- オススメ度:
当たり障りのない退屈な文章に対して、より具体的に書く方法、読み手を意識した書き方、観察眼の鍛え方、体験談の書き方など読み手が読みたくなるような文章を書く技術が書かれています。
2冊目は、「しっかり! まとまった! 文章を書く」です。
いざブログをはじめようとしても、「今日は〇〇を食べてきた」といった日記のような短い文章しか書けない方は多いのではないでしょうか。
当たり障りのない退屈な文章に対して、どうやったらもっと具体的に書けるのか、読み手を意識した書き方、観察眼の鍛え方、体験談の書き方など実践的でブログを書くとき役に立つ内容が解説されています。
とくに、例文、改善文がたくさん掲載されていますので、書いた文章を肉付けしたり、ボリュームを増やしたり、わかりやすく文章を書く参考になります。
- 第1章短い文章しか書けない原因を知ろう
- 第2章読み手のことを意識して書こう
- 第3章書くべきことは観察と体験の中にある
- 第4章「型」に当てはめて書いてみる
「〇〇さんの文章は引き込まれるけど、自分の書く文章は平凡だなあ」と感じている人には特に役に立つと思います。
文章の本質を説明した本書のような本はあまりないので貴重な本です。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
- 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
- 唐木 元(著) [出版2015年8月]
- オススメ度:
最後まで読まれる文章作成に必要な考え方や細かなテクニックが学べる本です。正しい文章や間違った文章の事例が豊富に掲載されているため理解しやすく、初心者でもスラスラと読み進められます。
3冊目は「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」です。
長い文章を書こうと思っても、「何をどのような流れで書いていけば良いのか分からない」「そもそも良い文章とは何なのかわからない」といった方におすすめです。
この本では文章全体の構成の付け方から作文の基本的なルールまで、最後まで読まれる文章に必要なテクニックが学べます。
また、正しい文章や間違った文章の事例が豊富に掲載されているため、それぞれを比較していくことで読みやすい文章にするために必要なことが学べます。
図を使った説明が豊富で理解しやすい一方で、基本的な内容が多いので、中級者以上の方にとっては本書から新たな発見を得られるものは少ないかもしれません。
- 第1章 書く前に準備する
- 第2章 読み返して直す
- 第3章 もっと明快に
- 第4章 もっとスムーズに
- 第5章 読んでもらう工夫
まとめ
まとめです。今回は、これからライティングの勉強を始めようと思っている初心者の方を対象におすすめの本をご紹介しました。
今回、ご紹介した本は下記の通りです。
カテゴリ | タイトル | 画像 | 概要 |
---|---|---|---|
ロジカルライティング | ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル |
文章を論理的に書くための技術を解説。重複なく物事を洗い出す手法、So what(だから何)?、Why so(なぜそうなの)?といったロジカル思考でライティングできます。 詳しくはこちら |
|
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 | 物事を「ピラミッドを構成する1つの要素」として捉えて、論理的な文章を作成する技術が解説した本です。 詳しくはこちら |
||
SEO・Webライティング | SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64 |
検索エンジンにも訪問者にも評価されるWebライティングのテクニックを64の項目にしたWebライティングの解説書。 詳しくはこちら |
|
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— |
マンガのストーリー形式での解説書。SEOの基本、ライティング、独自コンテンツの作り方、リライト、引用などを学べます。 詳しくはこちら |
||
セールスレター・コピーライティング | 10倍売れるWebコピーライティング |
セールスコピーライティングを「キャッチコピー、ボディコピー、クロージングコピー、追伸コピー」に分解して作り方を説明した解説書。 詳しくはこちら |
|
「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方 | プロのコピーライターが10~20年かけて身につけたキャッチコピーやボディコピーの作成技術、売るためのコピーライティングが解説。 詳しくはこちら |
||
伝え方が9割 | 「NO」を「YES」にかえる伝え方の技術や、受け手の感情を揺さぶる強い言葉の作り方を学ぶことができます。 詳しくはこちら |
||
読みやすい文章・正しい文章 | マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術 |
文章の達人のおじさんが文章作成が苦手な就活生に向けて、文章作成の技術を伝授していくストーリー仕立てのライティング解説本。 詳しくはこちら |
|
しっかり! まとまった! 文章を書く | どうやったらもっと具体的に書けるのか、読み手を意識した書き方、観察眼の鍛え方、体験談の書き方などが解説されています。 詳しくはこちら |
||
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング | 文章全体の構成の付け方から作文の基本的なルールまで、最後まで読まれる文章に必要なテクニックが学べます。 詳しくはこちら |
★マーク付きは特におすすめ
特にライティングの本は何回も読むことをおすすめします。2回、3回と繰り返し読むと自分の力として定着するので、頑張ってみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
合わせて読みたい記事(おすすめ本シリーズ)
【初心者向け】ブログアフィリエイトの勉強におすすめの本11選
【WordPressおすすめ本】初心者の勉強に役立つ参考書
個別指導形式のスクールでは、自分の知りたいことをピンポイントで学習・達成でき、自分で更新もできるというメリットもあります。
教室の無料事前相談もしておりますので、まずはお気軽にご登録ください。
YouTubeチャンネル開設しました!
最大月間50万PVの当ブログをベースに、Youtube動画配信にてWordPress、ホームページ作成、ブログのことについてお役立ち情報を随時配信していきます。
ご興味ある方はぜひチャンネル登録をしていただけますと幸いです。