これからアフィリエイトブログを始めようと思っている方で、「Googleアドセンスの審査に落ちた」「Googleアドセンスを受かりたいけどどうしたら良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか??
結論からいうと、Googleアドセンスは基本的なこととができていればそんなに難しくはありませんが、「読者に見せられるクオリティのブログ」である必要があり、医療健康系ブログは審査が厳しいなど、いくつかの注意点もあります。
これからアドセンスを申請しようと思っている方のために、Googleアドセンスの審査に通過するために何をしたら良いかについて説明していきます。
本記事を読むにあたって
Google アドセンス合格について〇〇記事必要など、数字が公表できるわけではないので具体的に数字化できないものが多いです。ただし、数値化した方がわかりやすいのでここでは「30記事以上」などできるだけ数字化して説明しています。
ただし、筆者の経験則や主観なども幾分入っているため、ご了承の上読み進めてみてください。
Googleアドセンスの申請前に確認したいポイント
Googleアドセンスの申請前に確認したいポイントは下記の通りです。
- サブドメインでブログを運営している
- ブログを始めて1ヶ月も経過していない
- 記事が20記事以下しかない
- 1記事の文字が500字以下(ほぼ画像)
- 既存サイトのコピー・引用だらけでオリジナルコンテンツがない
- 運営者情報がない
- 問い合わせがない
- プライバシーポリシーがない
- メニューバーがない
- 医療・健康系などのYMYL分野を取り扱っている
- 独自ドメインでブログを運営している
- ブログを運営して3ヶ月以上経過している
- 記事が30記事以上ある
- 1記事文字が1000字以上ある
- オリジナルの文章・コンテンツで構成されている
- 運営者情報ページがある
- 問い合わせページがある
- プライバシーポリシーがある
- メニューバーがある
このほかにも「アフィリエイトの広告だらけ」「アダルトコンテンツ」「暴力コンテンツ」など審査不合格になるポイントはいくつかありますが、この記事を見ている方はほぼ該当しないと思いますので割愛します。
インターネット上には5記事で合格!といった情報もありますが、(それが悪いわけではありませんが)どのみち最短で受かっても収益化はまだまだ先です。
ブログは続けて半年・1年後に成果が出てくる世界です。ですので、最短ギリギリで受かろうとするよりも、余裕で受かるレベルまで地道にブログを育ててからGoogleアドセンス申請するくらいでちょうどいいと思います。
ですので、本記事では最短で合格するためのギリギリラインではなく、「これくらい準備したら大丈夫でしょう」と言えるラインで線引きしています。
【ポイント1】独自ドメインかどうか
まず、独自ドメイン(オリジナルドメイン)が大前提になります。
以前は、無料ブログサービスでサブドメイン利用でもアドセンスが審査に通る時期もありましたが、現在サブドメインでの申請は不可となりました(審査合格後の独自ドメインのサブドメイン利用は可能)
レンタルサーバー+独自ドメインを契約してWordPressでブログを始めるやり方が最も一般的です。
【ポイント2】ブログを作ってある程度の期間が経過しているか
二つ目のポイントは、ブログサイトを作ってある程度の期間が経過しているかどうかです。
具体的に〇〇ヶ月以上といった規定は公表されていませんが、これまでみてきた中では、1ヶ月以内のブログは落ちやすい、3ヶ月以上運営している(できれば被リンクもある)ようなブログは受かりやすい傾向が見受けられました。
ですので、まだブログを立ち上げて1,2ヶ月くらいしか経っていない場合は、あせらずにブログ記事などの充実を図って、少なくとも3ヶ月以上したら申請しましょう。
なお、半年以上運営していて不合格な場合は、運営期間が問題である可能性は低いので、その他の不備がないかを探りましょう。
【ポイント3】ある程度の記事数を用意しているか
三つ目のポイントは「ある程度の記事数を用意しているか」どうかです。
5記事で受かる人もいれば50記事で受かる人もいるのでばらつきはありますが、ブログ開設したばかりで2〜3記事くらいの記事数だとまず審査に落ちてしまいます。
具体的に必要な記事数が公表されているわけではありませんが過去、20記事くらいで落ちた人が30記事で再申請して受かっている人がいました。
時期にもよって審査基準は若干変わっているようですが、私が過去見てきた中だと30記事くらいあれば基本的に皆さん合格しています。
【ポイント4】1記事である程度の文字数で構成されているか
4つめのポイントは、1記事で1記事にはある程度の文字数があるかどうかです。
「ある程度」がどのくらいか明確に基準があるわけではありませんが、「1000文字」以上の記事作成がおすすめです。
過去、イラストレーターの方で(すごくクオリティの高い)イラストをブログに掲載していたが、審査に落ちたという方がいました。
原因としてはブログ記事の中身がほぼイラスト画像だけといった状態でしたので、もっと文章を書くようにアドバイスしたところ合格したことがあります。
ジャンルや記事テーマにもよるので一概に〇〇文字数と言えるわけではないので、500字以下でも合格する人もいると思います。
しかし、ボリューム不足よりもある程度のボリュームはあった方が基本的に良いので、目安1000字以上は書くように意識しましょう。
【ポイント5】コンテンツはオリジナリティがある内容か
5つめのポイントはコンテンツはオリジナリティがあり(ユーザーに役に立つ)内容かどうかです。
他のサイトのコピー・引用だらけでオリジナルコンテンツがない場合は審査に落ちやすくなります。
基本的にサイトに訪れたユーザーに役に立つ内容であることが大前提です。
以下はGoogle Adsenseのガイドラインの引用です。
他にはない魅力があるか
他にも多数のサイトがすでに存在しているため、ユーザーの関心を引き付け、詳しく知りたいと思ってもらえるような、関連性の高い独自のオリジナルコンテンツを掲載しましょう。
・・・(中略)・・・ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか
熱心なリピーターを獲得するうえで最も大事なのは、価値の高い独自のコンテンツを掲載することです。ユーザーにコンテンツを楽しんでもらえれば、共有を通じて他のユーザーにも評判が広がり、サイトの成長につながります。サイトのページがGoogle Adsenseのご利用条件を満たしているか確認する | Google Adsenseヘルプより引用
すでにブログを運営していてアフィリエイト広告だらけのブログは不利になる可能性もあります。
「広告がだらけかも?どうだろう?」と思う方は、アドセンス申請中はいったん既存の広告を外すことも検討しましょう。
【ポイント6】運営者情報ページが用意されているか
6つめのポイントは「運営者情報ページが用意されているかどうか」です。
最近は、信頼できるサイトかどうかも重要視されているため、サイトの発信者(運営者情報)や後述の問い合わせ情報・プライバシーポリシーなどの記載についても厳しくみられるようになりました。
サイトの運営者情報がわかるページを作成しておきましょう。
運営者情報ページには、運営者の名前(ニックネームでもOK)や性別、学歴、職歴、趣味やブログのコンセプト(なぜ作ったか、読者にどんな情報を届けたいのか)など、書ける範囲で記載しておきましょう。
今現在のところ匿名でも基本的に問題ありませんが、ある程度のリアルな情報を見せたほうが信頼性は高まるかと思います。
【ポイント7】問い合わせページが用意されているか
7つめのポイントは、「問い合わせページが用意されているか」どうかです。
訪問者からの問い合わせに対応するために、問い合わせフォームを設置しておきましょう。
WordPressであればContact Form 7などのプラグインを利用することで問い合わせフォームを簡単に設置できます。
【ポイント8】プライバシーポリシーページが用意されているか
7つめのポイントは、プライバシーポリシーページが用意されているかどうかです。
特に最近は個人情報に関して厳しくなってきており、重要性が増してきていますので、プライバシーポリシーページを作成しておきましょう。
「プライバシーポリシー」とは、個人情報について、その収集や活用、管理、保護などに関する取り扱いの方針を明文化したものをいいます。
すべてのウェブサイトに必要なものではありませんが、個人情報を収集するサイトの場合は、プライバシーポリシーの制定と明記が必要とされています引用元 : 公益社団法人 日本広報協会
プライバシーポリシーというと難しく思えますが、「プライバシーポリシー 雛形」で検索したり、他のブロガーのプライバシーポリシーを参考にして作ると良いと思います。
【ポイント9】メニューバーを用意しているか
9つ目のポイントはメニューバーを表示しているかどうかです。
先ほどの運営者情報や問い合わせページ、プライバシーポリシーなどをメニューバーに表示するようにしましょう。
一般的には運営者情報や問い合わせはヘッダー(上の方の)メニューに、プライバシーポリシーはフッター(下の方の)メニューに配置されることが多いです。
■ヘッダーメニュー
■フッターメニュー
操作が簡単でわかりやすくなっているか
サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。ナビゲーション バーを作成する際のポイントは、以下のとおりです。項目の並び - すべての項目を適切に並べる
読みやすさ - テキストを読みやすくする
機能 - 適切に機能するプルダウン リストを作成するサイトのページがGoogle Adsenseのご利用条件を満たしているか確認する | Google Adsenseヘルプより引用
WordPressをご利用の場合は外観>ヘッダーからメニューバーを設定することができます。
【WordPressヘッダーメニューバーの作り方と設定方法】
【ポイント10】医療・健康系などのYMYL分野を取り扱っていないか
10こ目のポイントは、医療・健康系などのYMYL分野を取り扱っていないかです。
医療・健康ブログがポリシー違反というわけではありませんが、医療系・健康系などのYMYL分野を題材に取り扱っている場合、Googleアドセンスの審査も厳しくなる傾向にあります。
医療・健康系はGoogleが「人の命や生活に関わる重大なテーマ」と考えており、通常のブログよりも「発信者は信頼に足る人物・組織か」、「医学的・論理的・客観的な根拠があるか」などより正確性・信頼性が求められます。
さて、ようやく本題だが、ヘルプフォーラムの方々のお陰でその理由が明らかになったので、以下にその内容。
不合格の理由はズバリ 医療・健康分野はYMYLに当たるため、相当な専門性がないと審査に通らないとのこと。(・・・中略)
個人がYMYLで審査に通る方法はないのか?
「YMYLなんて知らなかった〜」という私はダメ元で「専門家でなくても審査に通る方法はないのでしょうか?」とヘルプフォーラムで聞いてみた。すると、以下のような回答をいただいた。
医療系記事でアドセンスに受かっている人は、まず医療とは関係ない記事を量産し、審査を通す。その後、医療系の記事を増やしていく。
「なるほど!」と思ったものの、YMYL分野へのGoogleの監視は一層強くなるようで、審査通過後に「こいつは専門家でもないのに医療系の記事書いてやがる!」とバレて、アドセンス権利剥奪なんてことも十分にあり得る。ということで、私は上記の方法を試してはいない。やりたい方は自己責任でお願いします。
「医療系の検索結果 | Google Adsenseヘルプ」のフォーラムを見る限り、たとえ医療関係者でも医療系ブログは苦労していることがわかります。
Googleアドセンスの審査に通りにくい傾向があることを念頭に、アドセンス合格を目指すなら他の分野でブログを作るか、いっそアドセンスを一旦諦めて医療・健康系を扱うかに切り替えた方が効率が良いかもしれません。
その他アドセンスポリシーに違反してないかどうか
最後に、上記であげたことを満たしていてもそもそもアドセンスポリシーに違反していれば審査には落ちてしまいますので注意が必要です。
たとえば、他者を誹謗中傷するような内容、アダルト系、ギャンブル、暴力、誹謗中傷、アルコール・タバコ、ドラック、その他法律違反に関する内容がl記載されている場合は基本的に審査に合格することは困難です。
Google 広告ポリシーヘルプ 不適切なコンテンツ
Adsense プログラムポリシー
お申し込み時の条件 AdSense の資格要件
Googleアドセンスの審査について
そもそもなぜ上記で挙げたようなGoogle アドセンス審査があるのかを補足します。
Google アドセンスに合格すると、自分のブログに広告を貼ることができますが、その広告を作った人は広告主です(つまりGoogleに費用を支払うお客様です)。
Googleアドセンスに合格して得られる収益はGoogleを通じて間接的に広告主から支払われていることになります。
ですので、未熟な品質のブログや広告主に悪いイメージを与えてしまうブログは、Googleにとって広告主(お客様)に損失を与えてしまうことにつながりかねないので、このように一定基準の審査を設けています。
これはアドセンス審査という観点だけではない話ですが、基本的にブログで収益化しようと思うと、それなりのクオリティのブログサイトに仕上げる必要があります。
Googleアドセンスで広告を掲載するということは、Googleや広告主のビジネスパートナーになるというくらいの気持ちでいるとよいでしょう。
Googleアドセンスにはどのような登場人物がいるのか(Google、広告主、あなた(ブロガー))や、どのようなビジネスモデルで誰から誰にお金が支払われているのかの仕組みが理解できれば、自分のブログに何が足りないか、何をすれば良いのかもわかります。
Googleアドセンスの審査の申請方法と期間について
Googleアドセンスの申請方法
Googleアドセンスの申請方法は下記の通りです。
- アドセンスの公式サイトに行く
- サイト情報を登録
- Googleアドセンスアカウントを作成
- アカウント情報やサイト情報を入力する
- コンテンツにリンクを挿入
以下のページからご利用開始をクリックして申請手続きをスタートします。
はじめに、Googleアカウントを作成、Gmailアドレスを持ってない方はGoogleアドレスを取得します。
国または地域を選択で日本をクリック、利用規約を確認して同意をクリックして、アカウントを作成をクリックします。
アドセンスの設定画面が出てきますので、名前、住所、電話番号などの自分の情報を入力してください。
アドセンスのコードが発行されたら、自分のブログサイトのheadタグなどに貼り付ければOKです。
ご利用のブログサービスによって異なりますが、WordPressの有料テーマをご利用の場合はだいたい、Googleの広告コードを貼り付ける設定箇所があるのでそこから設定できます。
Googleアドセンスの審査期間
Googleアドセンスの審査期間は1日から1週間程度で結果が出ます。
実際に、1日で合格通知が来たという人もいれば、2週間くらいかかって合格の連絡があったという人もいましたので、ばらつきがあるようです。
傾向としては、審査基準ギリギリの場合返事が遅い、、審査基準を十分満たしている場合は返事が短いように思えますが、気にしても仕方がないので気長に待ちつつ、ブログのコンテンツ作りに集中しましょう。
まとめ
まとめです。今回は、Googleアドセンスの審査に通過するために何に気をつけたら良いか、10個のポイント・コツについて説明しました。
結論からいうと、Googleアドセンスは基本的なこととができていればそんなに難しくはありませんが、作りかけのブログや作りたての状態では審査に落ちてしまいます。
「これが私のブログです」と知り合いやSNSで自信を持って言えるくらいのレベルには仕上げておきたいところです。
最近はGoogleアドセンスの審査は以前よりも厳しくなっていて、なかなか審査に通らないという方もいるようですので、もし、ここで説明したポイントを実施してても落ちる場合はいったんコンテンツ(記事作成)に集中して、2,3ヶ月経ってから再度申請してみると良いと思います。
ブログがGoogleアドセンスのポリシーに沿っているかどうかをしっかりと確認してから審査にトライしてみましょう。
なお、これからWordPressでブログを始めたい方は「【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方」もあわせてご参考ください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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