「ブログ書きたい気持ちはあるけれど書くことが思い浮かばない。書けない」といったようなスランプの方もいらっしゃいます。
ブログに書くことが思い浮かばないという人には、大体が共通の原因があります。ネタは思い浮かぶけど記事を書けないという人もいます。
本記事では、ブログで書くことがない原因や対処法について詳しく解説していきます。
ブログで書くことが思い浮かばない原因と対処法
ブログで書くことがない原因として考えられることは、以下の3つです。
- その場その場でなんとなく次の記事テーマを考えている
- ブログのジャンル・方向性を絞りきれていない
- テーマについてのインプットが不足している
【原因1】その都度その都度なんとなく次の記事テーマを考えている
最も多いの原因の一つに、「その都度その都度なんとなく次の記事テーマを考えている場合」があります。
毎回その都度ブログの作業際に「これから何のテーマを書こうかな?」「次の記事は何を書こうかな」となんとなく次のテーマを考えている場合は、いずれネタ切れになって書けなくなります。
【対策】先に書くべき記事のタイトルを10個〜20個書き出す
その都度その都度なんとなく次の記事テーマを考えていて書くことが思い浮かばい場合は、「直近執筆予定の記事のタイトルを10個〜20個書き出す」のがおすすめです。
その都度その都度なんとなく次の記事テーマを考えている場合は、一度2,3時間ほどブログネタを書き出す時間をとってみるようにしましょう。
記事のネタを考える際は集中して一気に10個〜20個ほど考えてしまった方が効率的です。
- ブログが書けない・書くことがない原因と対策について
- ブログプロフィールの重要性や書き方
- ブログは質と量のどちらが重要か
- ブログ記事の最適な文字数は何字?文字数の目安
- etcetc...
上記のようにまとめて一通りネタ出ししてから、あとは順番にその記事を書いていく形にすれば少なくとも「書きたいことが思い浮かばない」ということはなくなります。
(参考)ブログのネタのテンプレート集
ブログの内容が思いつかず困ったときのために、ブログ記事によくあるキーワードをまとめました。
あくまで一例ではありますが、参考にしてみてください。
- 「〇〇 メリット・デメリット・注意点」
- 「〇〇 おすすめ」
- 「〇〇 評判・口コミ」
- 「〇〇 使い方・手順・方法」
- 「〇〇とは 簡単に・わかりやすく」
- 「〇〇 初心者」
- 「〇〇 △△を比較」
- 「〇〇 最新情報」
【原因2】ブログのジャンル・方向性を絞りきれていない
二つ目の原因は、「ブログのジャンル・方向性を絞りきれていない」です。
たとえば、「なんでも書いても良い」といった雑記ブログなどを運用している場合、選択肢が広すぎて何を書けば良いのか思い浮かばなくなります。
雑記ブログで日々の出来事をネタにしている場合、最初は記事をかけても途中から同じテーマの繰り返しのような状態になって、書くモチベーションもなくなり書けなくなります。
【対策】ブログのメインジャンル・方向性を明確化する
ブログのジャンル・方向性を絞りきれていない場合の対策は、「ブログのメインのジャンル・方向性を明確化する」です。
特化ブログのように、扱うテーマや方向性を絞ってあげた方が何について今後書いていくべきか明確化できます。
もちろん何を書いてもOKな雑記ブログでも構いませんですが、それでもメインの柱を決めておいた方があとから続けやすいでしょう。
(参考)【どっち?】特化ブログと雑記ブログの違いとメリット・デメリット
(参考)おすすめのブログジャンルの決め方・選び方は?
ブログのジャンルを始める時に、何のジャンルをやろうと多くの方が迷いますが、まず候補となるおすすめジャンルは「あなたの得意分野・好きなこと」です。
もう少し具体的に言うと、おすすめのジャンルは、下記の6つの観点から選ぶと良いと思います。
- 自分が仕事にしている職種・業界のことをブログのテーマにできないか
- 自分の好きなこと・趣味をブログのテーマにできないか
- 自分の悩んでいること・過去悩んでいたこと(今は解決していること)をブログのテーマにできないか
- 自分がこれから勉強しようとしている・勉強していることをブログのテーマにできないか
- 自分と同世代の人が多く抱えている悩み・欲求をブログのテーマにできないか
- 最近伸びてきている分野をブログのテーマにできないか
とくに、もしあなたが、「人に教えられる・セミナーを開けるくらい」のジャンルを持っていれば、そのジャンルについては最初から非常に有利な状態なので、そのジャンルでブログを始めることがおすすめです。
あまり得意分野や趣味がない場合は、無理に金融や不動産など専門知識が必要なジャンル・高難易度に取り組むのはあまりおすすめしません。
実際に経験がないとブログに執筆する内容が薄くなり、結果的に薄い記事になってしまう傾向があります。
得意分野がない場合・これから探していきたいという場合は、まず「雑記」を中心に身近な「暮らし」や「学び」など身近なものを主要ジャンルとして取り上げてみるもおすすめです。
(参考)【アフィリエイトジャンル一覧】おすすめブログジャンルと決め方
【原因3】テーマについての知識・インプットが不足している
3つ目は、シンプルにテーマについての知識・インプット不足です。
ブログのジャンルを決める際に、ある程度仕事や趣味などである程度経験済み・知識のあるジャンルを取り扱う人もいれば、これから勉強しながら知識を高めていくタイプの人もいると思います。
後者の勉強しながら知識を高めていくタイプの場合、まずそのテーマに関する知識がないとどんなネタが良いか、読者はどんな悩みを抱えているか具体的に思い浮かびにくくなるため、ブログの書くことがなくなります。
【対策1】書籍や動画で知識をインプットする
そういった場合は以下のような方法でインプットをするのがおすすめです。
- 最新の書籍を読む
- 論文を読む
- 長編動画で勉強する
ポイントは、インターネット上の単発単発の記事を読むよりも(断片的な情報を収集するよりも)、書籍や長編動画のように一通り学べるレベルの高い内容をインプットすることです。
書籍などで一通り学習してからの方が、何をこれから書くべきかや、記事の品質の向上します。
1つの情報から複数の記事を書くことができれば、ネタ出しの負担が大幅に小さくなります。
【対策2】読者の悩みをインターネットが探す
もう一つの対策として「そのジャンルに対してどんな悩みや疑問を読者が持っているのか」を調査する、という方法もあります。
ブログのテーマに関する読者の悩みの数だけ、記事にできるネタがあります。
以下は、読者の悩みを探す具体的な方法例です。
- Yahoo! 知恵袋でユーザーの悩みを調べる
- X(旧Twitter)やInstagramでユーザーの投稿を見る
- 知人や友人に質問してみる
- 過去の自分が何に悩んだか・挫折したか思い出してみる
- 同じジャンルのブログを読んでみる
前述の書籍などで知識をインプット後に、具体的な読者の悩みなどを調査すると、「知識と読者の悩みや疑問」の両方がわかるので、よりニーズのある品質の高い記事を書けるようになります。
【対策3】テーマに関する最新情報を追いかける
3つ目の対策は、ブログのテーマに関する最新情報は、常にチェックするようにすることです。
新しい情報は、そのままブログのネタとすることができるからです。
急激に需要が高まっている情報をいち早くまとめて発信すれば、大きなアクセスにつながるかもしれません。
SNSやニュース記事を閲覧して、業界の最新情報を探してみましょう。
ブログで書きたいことは思い浮かぶが書けない原因と対策
ブログで書きたいことは思い浮かぶけど、「漠然としていて具体的な内容が書けない」といった人もいます。
記事を書く手が動かない、ブログへ向き合うのがどうしても億劫。そんなときは、以下のいずれかが原因になっているかもしれません。
- 完璧主義になってしまっていてなかなか進まない
- 先に構成を考えずに書きながら考えている
- ブログを書くのを面倒に感じている
【原因1】完璧主義になってしまっていてなかなか進まない
一つ目の原因が、「完璧主義になってしまっていてなかなか進まない」です。
「競合の記事よりも圧倒的に良い記事を作りたい……!」と思う結果、進まなくなって放置状態となる人もたくさんいます。
しかし、初心者のうちは完成度の高い記事をいきなり書くことは困難ですので、まずは量をこなしていく必要があります。
【対策】まずは60〜70%の出来で公開してしまう
完璧主義になってしまっていてなかなか進まない場合の対策は、「まずは60〜70%の出来で公開してしまう」です。
まずは量を重視して記事をアップしていき、後でリライトで追記・変更していけば問題ないでしょう。
ブログの記事は公開した後も、何回でも書き直せます。
完璧主義で進まなくなっている人は、まずは6〜70%の出来でコンスタントに記事を書くことを優先しましょう。
(関連)【ブログは質と量のどちらが重要?】質が重要だが初心者は量をこなそう
【原因2】先に構成を考えずに書きながら考えている
二つ目の原因は、「先に構成を考えずに書きながら考えている」です。
最初に記事テーマの結論や骨格を決めないと、途中で自分でも何を書きたいのかわからなくなり、混乱してストップしてしまうことがよくあります。
思いつくままに書いた結果、記事の流れが不自然になってしまったり、話が脱線してしまったりと、クオリティにも影響が出てしまいます。
【対策】先に構成を決めてから書き出す
先に構成を考えずに書きながら考えている場合の対策は、「先に構成を決めてから書き出す」です。
本文を書き始める前に、記事の結論や見出し構成を整理するようにしましょう。
具体的には、ブログの王道の型を利用します。下記のような「(タイトル)・リード文・各論・まとめ」の構成です。
- 【タイトル】記事のタイトル。記事のテーマを記述する
- 【リード文】記事の導入文。訪問者に自分のことだと興味を持ってもらい記事概要を記述する
- 【各論】テーマを支えるための具体的な内容を各論として記述する
- 【まとめ】記事の内容を総括する
先に記事のテーマ(仮)や見出しを作っておくと良いでしょう。そのあとで、そのあとで根拠・具体例など詳細の説明をしていきます。
骨格ができた上で着手すると、驚くほどスラスラと記事が書き進められます。
(参考)【ブログライティング】初心者向けブログ記事の書き方 総まとめ
【原因3】ブログを書くのを面倒に感じている
3つ目の原因は、「ブログ運営を面倒に感じている」です。
面倒に感じる原因は様々ですが、ブログ運営に余計な手間や負担がかかっているのかもしれません。
- パソコンの挙動が重く、スムーズに記事を書けない
- ブログよりも優先したい趣味や遊びがある
- 家族がいて、ブログ運営に集中できない
- いちいちテーマを考えるのが面倒
- 記事を完成まで仕上げるのが面倒
- 収益化のめどが立たずモチベーションがわかない
【対策1】面倒くさいと感じる原因を特定して対策する
対策のポイントは「面倒に感じている」の「具体的な原因」を探して、そこに対して対策することです。
上記の例それぞれの対策をあげてみます。
- パソコンの挙動が重く、スムーズに記事を書けない → 高性能のPCに買い替える
- ブログよりも優先したい趣味や遊びがある → 最初は1日数十分から無理のない範囲でブログを始める
- 家族がいて、ブログ運営に集中できない → カフェやコワーキングスペースで作業する
- 記事を完成まで仕上げるのが面倒 → 70%の出来で公開する
【対策2】数字目標を設定して書き出す
二つ目の対策は「数字目標を設定して書き出す」です。
漠然と「ブログを開設したのでこれからたくさん執筆するぞ!」という目標ではすぐにモチベーションが下がります。
「1ヶ月に4記事以上・1年で50記事絶対に執筆する」といったような期間を設けて具体的な数字で設定して、それをPCやスマホなどで書き出しておきます。
そうすると、作業に着手しやすく、毎月数字を達成した時に達成感も感じられるのでモチベーションを保ちやすくなります。
【対策3】ブログ運営を習慣化する
三つ目の対策は「ブログ運営を習慣化する」です。
慣れている人でも1ヶ月ブログ記事を書かないだけで書くスピードがかなり落ちます。
少しでもいいので毎日やり続けていれば、いずれ苦もなく記事を書けるようになるでしょう。
ブログ運営を習慣化するコツは、以下の通り。
- 1日数十分の小さいタスクから始める
- 徐々に作業時間を増やしていく
- 朝の時間を活用する
- ブログに取り組む場所とタイミングを固定する
- 取り組んだことと時間を記録しておく
また、ふとした瞬間に記事のネタを思い浮かぶこともあります。毎日5分でもアイデア出しの時間を作って思い浮かんだアイデアをメモにとると良いでしょう。
ポイントは、思い浮かんだらメモを取ることです。何もしないでいると、あっという間に忘れてしまいます。
スマホなどで走り書きでもメモを残しておきましょう。
まとめ ブログが書けない・書くことがない原因と対策
まとめです。今回は、ブログで書くことがない原因や対処法について詳しく解説しました。
初心者の方で特に多いのが、「テーマをその都度考えている」です。その場合は一気にテーマを書き出してしまうと記事を書く頻度も高まるのでおすすめです。
他にも常日頃からブログのネタを考える習慣を作ったり、完璧主義を捨てたりなど、いくつかのポイントがあります。
ぜひ一度自分が何に行き詰まっているのか具体的な原因を特定して対策してみてください。
なお、実際にブログを今すぐ始めたい方向けに「【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方」でWordPressを使ったブログの始め方をご紹介しています。あわせてご参照いただけたら幸いです。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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